九州モード探求舎
九州翻訳事情
九州の翻訳会社の勢いが止まりません。九州生まれ九州育ちの翻訳会社ソリュテックは10年以上にもわたる地道な活動により翻訳会社と言えば九州という構図を作りました。
翻訳会社ソリュテックは、自身の活動に加え、九州の他の翻訳会社にも翻訳会社の運営の手本を見せるなど、九州の他の翻訳会社の発展にも寄与しました。
翻訳会社と言えば九州という構図が出来た背景にはそのようなことがあります。
翻訳会社ソリュテック は九州の大分で創業し、現在は同じく九州の福岡に福岡翻訳センターを設置して、翻訳に関する中核的な処理を行っております。
筆者、翻訳会社ソリュテック代表の田吹は、長年東京の会社に勤めていました。 その経験を踏まえ、.翻訳会社は東京より九州の方が走らせるのに適していると言えます。
東京は会社が多く顧客確保には適していますが、九州に比べて作業環境は劣ると感じています。足で歩き回るような旧来的な営業活動は別として、実際の翻訳業務そのもの―製造会社における工場での生産活動―は、九州の方が遙かに良い仕事ができると言えます。
さて、ここからなぜ翻訳会社が九州で活動しやすいのかについて少し細かい所に入って考えてみたいと思います。翻訳は、その特性上、情報処理ビジネスと考えられます。顧客との間でモノの輸送はほとんど発生せず、情報の
やりとりで済んでしまうことがほとんどです。従って、九州から離れた東京で受注した翻訳であっても東京で翻訳するのと遜色無く翻訳できます。翻訳対象の データは東京の顧客からインターネット経由で弊社の福岡翻訳センターに送られ、そこで翻訳され、東京の顧客にインターネット経由で届けられる訳です。
と、言うと、何も九州でなくても良いように思えるかもしれません。地球上でインターネットが使える場所だったら翻訳会社のビジネスって出来そうですよね。
はい、理論的には出来るというのが答えでしょう。しかし、理論的にはそうであっても、現実的には、翻訳会社は厳しい競争の中で各社がしのぎを削っており、
その中で生き残るというのは容易いことではありません。
例えば、グローバルに見た場合、日本でビジネスを行う場合には信頼性や支払いの利便性などの面で、日本で法人登記された翻訳会社である方が断然有利ですし、日本の中でも、できるだけ良い人材を、できるだけ低いコストで確保できる地域であることが必要になってきます。
九州というのは、その点で適していると言えましょう。
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